GPカオス期、有効なコマンドのパターンは1秒単位で変化する
※今回の記事は自分が頭の中で漠然と感じていた、3点すくみ式のゲームにおいての、プレイヤー各々の思考の変化についてまとめたものです。あやふやです。
マスターズGPというのは、1週間同じウェイトで戦いそれが1シーズン過ぎると、また違うウェイトで1シーズン戦い、それを4回繰り返し約1ヶ月で、マスターズGPの1回が終わり、今度はその1回で使用された上位モンスターを制限とした新たな回のマスターズGPが始まります。
多くの方は、環境の変化というのは新たにモンスターが実装や新生したりした際、また、上記のシーズンや回が変わる際に起こると思っているかもしれませんが
実はそうではありません。
マスターズGPというのはコマンド選択の時間が30秒しか無い為、おおよその方は、相手にこのモンスターとこのモンスターが居たらこのコマンドを選択する、という瞬時の選択を型にハメてテンプレ化させ安定化させます。
というより、まずその選択をする為のPT構成をして然るべくそのコマンド入力を行います。
つまり、約30ほどのモンスター5体の組み合わせしか出てこないGPにおいて、1ターン目に関しては、コマンド選択に自由意志はほぼなく、常に最善と思われるコマンドはそれぞれのプレイヤーの中でPT構成とセットで確立されているのです。
そして、そのPTでの立ち回りが上手くいかなくなった際、優秀なPT構成ほど、攻撃、解除、予測、身代わり、回復、蘇生等、多様な選択を可能とするので、PT自体を組み替える前に、新たなコマンド入力のパターンを試します。
もしその入力パターンが上手くいき安定したとしてもその頃には、さらにそれに影響を受けた別プレイヤーが新たなコマンド入力のパターンを生み出しています。
逆に上手くいかなかった場合、もしくわ、上記の安定してきたコマンド入力パターンを受け発生したコマンド入力パターンに対し、既存のPTでは対応仕切れない場合に、そこで初めて新たなPTのパターンが誕生し、また新たなコマンド入力のパターンが誕生するのです。
それの繰り返しです。
要約すると
良く見るPTというものに変化は感じなくとも、コマンド入力のパターン含めた環境というのは、1秒置きに変化しています。
このPTでさっきまで連勝出来てたのに、何故かいきなり勝てなくなった、相手PTにもそこまで変化は感じない…そんな事ありますよね。
つまりそういう事です。
自分でも良く何を書いてるのか分からなくなって来たので、実例で説明しようと思ったんですが、面倒くさいのでやめます。
最後に、プレイヤーの思考なんて、それぞれ違うし結局は運ゲーだという考えも有りますが、勝利という目標を合理的に達成しようと際に人間が取る行動パターンはある程度決まっています。
1人の人間には観測しきれない、全プレイヤーのコマンド入力のパターンというビックデータも全て規則性があり、バタフライエフェクトの様に全て必然です。
勿論、dqmsl内で起こる事以外にも人間である以上影響を受けますので、その全ての情報を得る事は不可能でありますが、1秒単位で変化する流行りのコマンド入力のパターンというものを意識する事で、論理的ではないにしろ肌感で相手のコマンドを読む事は可能であり、それにより勝率も少しは上がるかもしれませんね。
終わります。