ドラクエ(dqmsl)にその半生を費やした人間の末路を綴ったブログ

ドラゴンクエストモンスターズスーパーライト 対人環境あるあるいいたい

ポセイドンを覗く時、ポセイドンもまたこちらを覗いてる

どうも、突然ですが

 

 

「これはこれは、お久しぶりです、師匠」

 

 

このセリフ、誰もが一度は目にした事が有るかと思います。

 

 

 

そうです、あの刃牙シリーズ3部作目になる範馬刃牙で、練習の間際に発見した、壁を這い蹲るゴキブリに対し刃牙が言い放ったセリフです。

 

 

 

普通に結構ヤバいヤツですよね。

 

 

 

これはこれは、という遜った表現と

 

お久しぶりです、という丁寧な表現

 

そして、師匠、という教えを乞う目線

 

 

この3つの組み合わせを持って接する必要がある相手というのは、かなり限られてるかと思います。

 

私の場合、仕事でお世話になった、某電力会社の役員の方が、以前その電力会社の金をプールしてる基盤技術研究施設という、事実上のキャバクラで有頂天に酔った際、これからは私を師匠と呼びなさい、と言われてから酒の場ではその呼び方なので、その方に呼ばれ既に始まってる酒の場に後から参加する際、尚且つ、会うのが本当に1年ぶり以上の際、という条件が重なった時位でしかそんな言葉を口にした事は有りません。

 

仮にそんな、意向を最大限尊重する必要が有る相手に対する発言を、言葉も分からない虫、というか害虫の中の害虫、ゴキブリに対して言い放ってるのが、もし、自分の家族、友人、恋人なら…考えるとキツいです。

 

 

 

てすが私もこの度、全く同じセリフを心の中で語りかけてしまいました、とある蟲に。

 

 

そして、その蟲とはこちら

 

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メタスコこと、メタルスコーピオン。

 

いや、メタルスコーピオン師匠。

 

この師匠、Sランクからの排出で、SSランクへの転生追加時の特技は、フバーハとテールハンマーと超優秀。

 

フバーハとは、味方全体の息防御を1段階上げる全体補助魔法なのですが、なんと息ダメージをたった1/2に、更にもう一度使えば1/4にまで減少させるので、インヘーラーやヴェルザーなんかも師匠が居たら歯が立ちません。

 

そして、メインウェポンの固有状態異常付与特技の祖としても有名なテールハンマーは、+3であの絶技の約0.2倍もの倍率を単体相手に叩きつけ、マヒまで付与するという超極悪特技。

 

 

そして新生により得た身代わり無しの仁王立ちと、初手いきなり息防御バフ2段階上昇という、分け隔ての無い包容力と稀有な才能が齎した圧倒的な存在感で、初手インヘーラーの魔壺の呪縛を瀕死状態になりながらも命からがらで仲間達を守りきったり、正に師匠と呼ばれるに相応しい事が伺えます。

 

 

しかし、師匠と弟子とは、何かを教える立場と教わる立場。

 

 

先程の役員の方には脱税の仕方やゴルフ等教わりました。

 

 

では、この師匠には何を教わったのか。

 

 

 

それは、属性や状態異常に対する耐性の重要性です。

 

 

 

というのもメダル交換タマゴの追加で、現在誰でもジゴスパークが付けられる様になった、という所が大きく、メタルゴーレム除く師匠以外の仁王立ち持ちは、全員がドルマ等倍以下、仮にマヒが無効でもドルマは全て等倍。

 

つまりジゴスパークというのは仁王立ちにとっての、状態異常付与付き無属性全体体技になる訳です。

 

 

現在のPT内最速で動く仁王立ち剥がし役のモンスター使用率TOP3は

 

ディアノーグ&じめバブ

えんまのつかい

ガチャコッコ

 

辺りですが(無制限だとインヘーラーも、たまにアルシオン

 

物質PTメインで使ってる方や速攻PTで強い方はガチャコッコ、ディアノーグら辺に当然の様に積んでたりします。

 

 

特にガチャコッコ。

 

本来ほぼ確実に仁王立ちが剥がせるメダパニブレスが有るのにも関わらず、枠を削ってでもジゴスパークを用いる仁王立ち意識の高さには脱帽です。

 

やはり、自然PTのクジラや追い風ディアノーグら辺への対策なのでしょうが、クジラで意気揚々と仁王立ちしてたのを一種で超えられた際には戦慄した記憶が有ります。

 

勿論、メダパニダンスでも良いのですが、やはり混乱耐性上げたクジラには通らない事も有るので、確実にダメが入るジゴスパークは強いです。

 

 

また、ディアノーグアルシオンジゴスパークも強いですね。

 

ここら辺は想定される属性が、バギ、ヒャド、デインなのでそれら全て半減以上のクジラ対策になります。

 

 

 

しかし、ここで師匠の耐性を思い出して下さい。

 

 

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そうです、これこそが師匠が師匠たる所以です。

 

まず、ガチャコッコに対してはそもそもバギ無効化。

 

さらに混乱耐性上げれば、かなり強い、まで行きますので、そもそもブレスダメ1/4という事でほぼ無効化。

 

そして、ディアノーグアルシオンに対する、ヒャド、デイン、バギ、全無効。

 

 

何より、それら仁王立ちモンスターが、本来の自身の非力を隠す様に使用するジゴスパークさえ、完全無効。

 

 

カッコ良すぎます。

 

仁王立ち剥がしに想定される属性での攻撃を、これでもかとばかり無効化し、その中の物を守る様はまるで、仁王立ち界のペンタゴンと呼んでも差し支えないかと。

 

やはり現状、えんまのつかいの仁王殺し以外で、マインドバリアの上から確実に仁王立ちを剥がしていく方法は属性や状態異常での攻撃が多く、それら全てを受け切る余地が有るのは師匠を除いて他におりません。

 

 

永遠の巨竜の弱体化を行ったり、dランクタマゴに各種属性体技追加したり、運営としても仁王立ち剥がしの調整に関しては中々意識してる所が伺えます。

 

そして今後も、各種属性や状態異常を用いた仁王立ち役とその剥がしの調整は行われ続ける事は確実なので、ベギラゴン全盛期の実装当初から陰り気味にある師匠の使用率も、もしかしたら高まる日が来るかもしれませんし、来ないかもしれません。

 

 

 

という感じで師匠との再会をした訳なんですが、そこにはキッカケとなるある戦いがありました。

 

 

それは、ポセイドン率いる自然PT戦です。

 

当時、仁王立ち剥がしのジゴスパークが通らないというイレギュラーでかなり苦戦しました。

 

勿論、既に対策の手は打っておりますが。

 

しかし、やはりこの自然PTに苦戦する方は多く見かけます。

 

 

私は対自然PT戦は比較的好きなんですがね。

 

というのも自然PT戦は、仁王立ちの処理プロセス、全体バフ剥がし、状態異常の付与、攻撃方法の多様性、低ランクモンスターに対する役割の与え方、それら総括した上でのコマンド選択におけるタイミング、ここら辺全ての項目クリア出来てると、相手が全員星44だろうが特殊合成だろうが結局する事は1つですし、比較的楽に勝てる事多いので、ある種、戦闘結果で自分のPTの完成度が推し量れるからです。

 

勿論、だからといって自然PTが弱いという訳ではなく、ポセイドンやクジラやレティスと言ったモンスターに星があまり付いてないPTに負ける事も有りますので、星の数よりも扱う人間のスキルが重要視されるPTという事も有り、非常に良い系統だと思います。

 

それに、自然PTはトリッキーな動きしても勝てないので、殆どの場合、地道に耐えて相手のスタミナ弱まったところで怒りで決めるという行動パターンが決まってる分、読み合いがガイアシールドやレティスの波動やツイストーチのミステリーダンスのタイミングしか無いので、無駄に考えずコマンド打てますからね。

 

百聞は一見にしかずという事で実例をお見せすると、

 

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今回は双方師匠居ませんが、ポセイドン星4なので強そう

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死なない程度の剥がし入れます。

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最遅でマインド5連打、ここでクジラほぼ止まります。

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なので2ラウンド目確実に最速の全員剥がし行えて

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ここは、業火打ちたい所ですがミリ残しからの回復が1番無駄なので、回復阻害を優先して入れます。

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ついでに、回復出来ない様に体技封じ入れます

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唯一入ったタコの防御バフ阻止

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回復阻害の効果が出ました。

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カオスストームで再度クジラ止めれればと思ってたんですが、もはや相手は2ラウンド目に怒り撃って来たのでダメージを与えるのみに。

 

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駄目押し体技封じで、次ターンの防壁+ガイアシールド同時貼りという最悪の事態を防いで

 

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3ラウンド目の自然PT相手にこのダメは、流石マジンガ。

 

個人的に自然PTは3ラウンド目が1番鬼門ですが、そこにピークをもって来れるマジンガは相性良いです。

 

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決めれる時に決めて

 

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丁度3ラウンド

 

と、この様に、メイン火力2体に見えるPTでも、それそれが役割をそれぞれのタイミングで行う事で、比較的早めに自然PTを殲滅する事が可能です。

 

また、トーチ等いても、クジラが仁王立ち要員になれば2ラウンド間はMPの心配ありませんし、2ラウンド有れば大体体制崩せるので特に変わらないかと。

 

ただ、ザオリクレティスいたり、回復阻害や体技封じの入りが悪いと詰みます。

 

 

ここら辺は正直運ですが、体技封じの息を可能な限り搭載する事で再現性は上がりそうですね。

 

 

 

 

フォレストドラゴン実装された最近改めて実感するのが、仁王立ちとか身代わり邪魔くせぇーなって事です。

 

やはり先週のウェイト80なんかでも、メタルドラゴンとクロコダインやバザックス、このメタルボディとくじけぬ心やとうこん、この耐久性における双極の様な2種を低火力でどう捌くかはかなり重要でしたので、ウェイト120の今回でも改めて焦点を当てた次第です。

 

 

上記のポセイドンPTもそこら辺を考え無いと突破は難しい事有りますし、何より相手は下手に動いて来ない分、ある種の鏡みたいなもので自分のPTの本質が露わになります。

 

そういった意味では、常に何かを学ぶ存在であるポセイドンもまた、私にとっての師匠なのかもしれません。

 

 

 

終わります。